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全盲の秀さんと大和大学白鳳短大部1年生のみなさんとの交流会&対話会

  • 執筆者の写真: info8276777
    info8276777
  • 7月12日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月19日


「たのしかったなぁ」

「またみんなに会えるかなぁ」

「次、また呼んでや〜」

「わたし、こういうの好きなんかな」


学生さんとの交流会対話会を終えてからの帰り道にて、おひとり暮らしを続ける全盲の訪問リハ、訪問介護利用者秀さんからのひと言ふた言です。


▼当日の様子、音声でのまとめはこちら↓


今回が初めての登壇でしたが全くそんなことを感じさせない秀さんでした。


「そりゃ、ええ加減なこと言われへんやろ」


終始、考えて言葉を選びながら慎重にお話しをされていたのが印象的でした。



アイマスクを使っての視覚障がいの疑似体験では、自ら買って出て学生さんに歩行時やトイレでのガイド方法を優しく教えてくださっていました。



学生さんたちがどんな企画を考えてきてくれるのかたのしみにしていたレクリエーション。

聴覚と記憶、想像力をふんだんに使ったレクリエーションでたくさん考え笑いました。



"生きがいとは?"


対話会では、学生さんからの少し突っ込んだストレートな問いかけにも、丁寧に言葉を選びながら優しく話してくださいました。


「いろんな人とつながること」

「こうやってみんなと話すこと」



"全盲について"


「誰にもわかれへん。(全盲に)ならんとわからん」

「わかるはずないのに、わかるって人は信じられへん」


誰にも理解できるはずがないと思いながらも、理解してほしいとも思っておられます。


わかりっこないけど、わかってほしい、そんな複雑な思いを吐露されました。


「失ったものより得たものの方が多い、大きい」

「不幸とか思わへん。幸せやで」

「何で生かされてるんやろ」


介護保険サービスと障がい福祉サービスを利用されながらおひとり暮らしを続ける生活の中で、いつも自問自答されている問い。



支援者としてわたしたちに何ができるのか。


一緒になって学ばせていただき、教えてもらい、そのうえで何とか活動的な生活を見い出したい。


なんやかんや言うても自分のことが好き、何より大切にされています。


投げやりにならずに、自分のことを一番大切にしておられます。


ヘルパーさんの相談役にもなられている秀さん。


学生さんとの交流で、秀さんのさらなる可能性を知ることができました。


そこに伴走したいと、あらためて考える一日となりました。



今回のような機会をいただき、学生さん、教員の方々、カフェの方々ありがとうございます。



心意気実践チームいとう(ともに行う訪問介護)より

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