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キャリアインタビュー特別編 畔川友輝(あぜかわともき)さん 自分らしく働ける場所に戻ってきました 吹田事業所

更新日:11月2日

ただいまです。お久しぶりです。


今世間でも話題の出戻り転職を実行しました”アクティブの出戻り君”こと、畔川友輝(アゼカワトモキ)です。


初めましての方も多いかと思いますので、まずは私の自己紹介をいたします。


【キャリアと自己紹介】


養成校を卒業後に急性期・回復期病院を2年間経験

2015年 アクティブ訪問看護ステーション大阪へ入職

2022年1月 アクティブを退職

2社の訪問看護ステーションへ転職・退職

2024年9月 アクティブ訪問看護ステーションサテライト吹田に再入職



今年で35歳の理学療法士12年目になります。


私が理学療法士を目指したきっかけは、右膝の怪我です。


高校3年間は出身地の大阪から香川県へと渡り、寮生活・野球留学をしていました。

当時は5年で3回甲子園に行く強豪高で、香川県民が1人もいない(笑)、大阪・兵庫県出身の実力ある人ばかりが集まっていました。

部員110人の中、高校3年生時はショートでレギュラーを獲得。大学も野球部で進路が決まっておりましたが、怪我で大学進学と目標としていた野球人生を断念。

大きな挫折を味わう中で通っていた病院の理学療法士さんに心身ともに助けられて憧れを持ったのがきっかけです。


当時、野球しかしてこなかった私は偏差値28以下でABCDのアルファベットの順番もわからない、2桁の計算は指折りをする等の学力レベルでした(笑)。

1年間予備校へ行き、その後大阪保健医療大学1期生として入学、無事に国家試験を1発でクリアし、理学療法士になることができました。


 

【外部から見たアクティブの強みと出戻りに至った経緯】

 

本題ですが、なぜアクティブに出戻りしたのか?その理由は?などなど、皆様は一番気になる所かと思います。


今回、私が同業他社での仕事経験を振り返って、外から見たアクティブの印象や強み、なぜ再び出戻りしようと決心したのか?をメインに話していきたいと思います。

 

他の訪問看護ステーションに転職後の1社目では、淀川区の事業所に勤めて、3ヶ月後に新しくオープンする吹田事業所の所長を拝命しました。


ここでは主に営業やインテーク業務を学びました。


2社目には、3年以内で部長昇進を踏まえた役員候補で声を掛けて頂き、土日祝休みもあってライフ・ワークバランスを踏まえて転職しました。


指導業務がメインで、職員の技術指導、営業部への営業指導、管理業務として職員の業績管理(KPI)、会社の損益計算書(PL)等の経営管理等も経験させて頂きました。


私の希望で現場業務も続けました。


0歳~6歳の重症小児のリハビリが多く、1日6~7件程で件数は抑えていましたが、アクティブ勤務時代と同様に訪問業務で、利用者様宅を回っておりました。


アクティブ勤務時代に経験出来なかった小児リハやその他管理業務の経験も多くさせて頂き、この2社には大変感謝の気持ちでいっぱいです。


しかし、この2社で勤務していた時は、アクティブにいた時よりも自分自身が「らしく活きる」ことが正直できませんでした。


これは、決して2社が悪いわけではなく、あくまで自分自身の問題です。


では、それぞれの会社で何が違うのか?

考えた末の答えは、

『アクティブは働きやすい』ということでした。


アクティブは「利用者様のらしく活きるを応援する」をテーマに掲げています。


「らしく活きる」ということは、単に利用者様に向けたことだけではありません。


働いている私達の誰にでも当てはまることで、よりよい仕事をするうえでは、切っても切り離せない大切なことなんです。


これを2社での仕事経験を通して痛感しました。



今回は、私が特に感じたアクティブの強みを下記3つにまとめました。


そして、私自身が感じた「らしく活きる」とは?をテーマで話してみたいと思います。

 

1. 役割分担が明確化されているので働きやすい

2.話しやすい、相談しやすい職場環境作り

3.アクティブリハビリテーションクリニックは最強

 

1.役割分担が明確化されているので働きやすい


アクティブは、仕事がきっちり役割分担されていることです。

例えば、訪問をメインで回っている方は、利用者様の治療に専念できる環境が整備されています。

空き時間に新規を獲得しに行ったり(営業)、新規が入ったら契約業務に行くといった仕事は無いと思います。

そこは役職の方が担ってくれていたり、それぞれ仕事のやるべき事が分担・明確化されています。それによって、皆様も利用者様に集中して考えられる時間が作れる為、考えや視野が広がり質の高い治療を目指して取り組むことができます。

自分の役割に専念できること=自分のやりがいに繋がる=自身のQOL向上が図れると思います。自分自身のQOL向上が、利用者様のQOL向上「らしく活きる」ことにも繋がる相乗効果が生まれるものだと思います。

 

2.相談しやすい、連携が取りやすい職場環境


皆様は、当たり前のようになっていると思いますが、アクティブは年齢や経験年数問わず、誰にでも相談しやすい環境と風土があると思います。特に役職の方はさすがだなと日々感じます。

忙しくて、せっぱ詰まった状態でもこちらが話した瞬間、自分の手作業を止めて耳を傾けてくれますよね。そういうお手本を役職の方が見せてくれる為、どんどん浸透して皆様が当たり前のように吸収・実行しているのが凄いと感じました。

話しやすい環境が、自身の悩みの解決に繋がり、事業所内やケアマネ様との密な連携が図れて、関係性の構築が自然とできていると思います。

話しやすい・相談しやすい環境=働きやすい・らしく活きることができる原点だと思います。

聞き上手は話し上手で、ここが徹底できている人は、どんな利用者様でも対応できる療法士だと私は思います。話し上手から入る人は、私自身は何か圧力や嫌悪感を感じます。

皆様はどうですか?聞き上手の方には、必要のない自身のプライベートまで話をしたくなるくらい心が開けるかと思います。

世間には傾聴ができず「忙しい、忙しい」と人を遠ざけてしまう人もいるかと思います。

忙しいとは「心が亡くなる」と漢字で書き、まさに心を亡くす人になると思います。忙しくても手を止めて人の話を傾聴する方が良いと私は思います。私も言わないように気を付けていますが、忙しいと言っていたら注意してくださいね(笑)。

徹底された話しやすく・連携の取りやすいアクティブの事業所が、自分にも利用者様にとっても居心地が良い場所だと感じます。それを当たり前にできているアクティブの環境や風土は凄いと感じました。

 

3.アクティブリハビリテーションクリニックは最強


これに関しては、実際に他社に行って気付きました。訪問リハの仕事において、アクティブ訪問看護ステーション×アクティブリハビリテーションクリニックのコラボは最強です。

令和6年度の訪問看護における制度改定は、そこで働く訪問療法士にとってかなり痛みをともなうものになったと思います。制度改定後は私も他社で大変な思いをしました。また職員に大幅なストレスを掛けてしまいました。

療法士の訪問回数が看護職員の訪問回数を超えている場合、療法士等の訪問1回につき8単位減算、介護予防訪問看護費における療法士等の訪問が12月を超えて行う場合は15単位更に減算、かなりショックですよね。

とは言っても、アクティブに勤務するみなさまは、提携医療機関のアクティブリハビリテーションクリニックとの連携がある為、そこで頭を抱えることはないですよね。

この改定により、他社にて私は減算対策で事務所内のリハ・看護職員の配置転換や異動対応に追われました。リハビリ介入の利用者様で介助量軽減が図れて、療法士の専門的な手技が必要のない方は、看護師さんに担当を次々と振り分けてリハ看護へと移行していました。

他の訪問看護事業所様とも話す機会があり、同じ様にリハ看護へと移行する事業所がありました。

ある事業所では、減算は気にせずこのまま行く!その代わり来年度から入職する療法士の訪問単価をマイナスにする、またある所では、バイトや非常勤でしか療法士は雇わない、ある所では、看護師メインで療法士は入浴介助等必要な場面で介助要員としてしか使わない等の事業所もありました。

看護師さんからすれば、

「なぜ、私たちがリハビリをするのか?」

療法士からすれば、

「なぜ、給料が減らされるのか?」

等で、皆様も自分自身の立場に置き換えて考えてみると不満や不安が溜まりますよね。

働く人が専門性を活かせず、らしく活きれないんですよ。私は色々と考えさせられました…



現在を当たり前の環境と思い、当たり前のように働いています。

アクティブで勤務するみなさまが自分の専門性を存分に発揮して、堂々と利用者様と接することができるのは、看護師さんと連携したアクティブ訪問看護ステーションの環境とアクティブリハビリテーションクリニックがあるからこそだと。


利用者様の自分らしさと私たち自身の自分らしさを追求できるアクティブ訪問看護ステーション×アクティブリハビリテーションクリニックのコラボは本当最強です。

他社に行ったからこそ、私は訪問療法士にとってはかなり価値のある大きな強みだと気付きました。



【さいごに】


私はアクティブを退職した前後、他社に転職し、役職も頂き重宝され、それが今後の人生で良いものになると考えていました。


給料面・休日面・職場の雰囲気・交通面等で転職は、誰もが考えるものだとも思っていました。


現に皆様の中で、同じ日々の繰り返しが当たり前になっており、そこにタイミング良く条件の良い話が舞い込んできたり、違う環境で新しいことにチャレンジしたい等、今まさに転職を考えている方もいるのではないでしょうか?


人間は無い物ねだりな生きものです。


「今の当たり前が良いこと、幸せなこと」

という言葉がありますが、今思えばアクティブにいた当時の当たり前の日常が私は幸せだったと、今は感じています。


今回の私の話が一つの参考になったり、現に何かしんどい気持ちになっている方に、良い影響を与えたり、考え直すきっかけになれば幸いです。


もし、しんどいことがある方は私でよければ相談に乗りますし、ただ何かある時は私より多くの経験をされている上司の方に相談するのが一番の解決策だと思います。

 

今、私自身が一番の働く条件として言えること、また出戻りするきっかけとなったのは、「自分自身がらしく活きられる環境が大切」だと感じたからです。


「らしく活きられる=整った環境と働きやすさ」これこそが、私が第一に重視する仕事における条件であると気付きました。


また、お世話になりますが、今後とも宜しくお願い致します。


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