話しづらい人と聴きづらい人
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- 2025年12月12日
- 読了時間: 3分
トランポリンを買いました。
購入直後に子どものクラスがインフルエンザで学級閉鎖に。
感染をまぬがれた子どもの、持て余していた体力を消耗させるのに大変役立ちました。
ST水野です。
ある利用者さん、高齢のご夫婦でお住まいです。
休憩時に利用者さんが「お茶持ってきて」とご家族に頼みました。
「かばんにペットボトルがある」と利用者さんが言ったものの、ご家族は聴いたか聴かないかのタイミングで立ち上がり、キッチンに向かわれました。
ご家族はコップに入れたお茶を手に「ストローが見つからない」と戻ってきました。
「かばんにペットボトルがあるそうですよ」と私が言うと「なんだ、そうなの」と取りに戻られました。
ペットボトルを持ってきてくださったときには、利用者さんはコップのお茶を飲み終えていました。
「いつもこんなんですわ」と利用者さん。
別の訪問日、ピンポーンと鳴りました。
おふたりとも無反応。
「インターフォン鳴りましたよ」
ご家族がはっとしたように立ち上がり、玄関に向かわれました。
戻って来られたご家族は「全然聴こえなかった」
「補聴器をつけないと」と利用者さん。
「あるけど、あれはうるさいから(つけたくない)」とご家族。
利用者さんには軽度の発声・構音障害があります。
声がやや小さく、長く話すと不明瞭になる箇所があるものの、静かな部屋で対面していればほとんど聴き取れます。
そのような能力があっても、ご家族には伝わらず、すぐケンカになるそうです。
自分は一生懸命に話しても、家族は適当にふんふんと聴いて、勝手な解釈をしてしまう、自分の意図が伝わらないのが悩み。
日常に静かな環境はほとんどありません。
テレビ・洗濯機・エアコン・換気扇など、家にはいろんな音があふれています。
忙しい日々、向かい合って話すことは少ないでしょう。
何かをしながら、移動しながら、ときには相手の背中に向かって話し、片手間に聴く様子が想像できます。
お伝えしたのは、せめて大事な話をするときは静かな環境下で向かい合ってください。
そして、ご家族に、そういった場面ではできれば補聴器をつけてください。
話しづらい人が話しやすくなるために依頼を受けて、練習をしていますが、聴きづらいご家族が意識を変えることへのアプローチも同時に行っています。
コミュニケーションは双方向のものですから。
ご家族からたずねられました。
「いつも聴こえづらくて苦労しているのに、あなたの声は本当に聞きやすい。何か秘密があるの?」
「腹式発声です。練習すれば習慣になりますよ」と秘密を明かしました。




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