書道 りっちゃんからせいこちゃんへのお願い
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- 12 時間前
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心意気実践チームのいとうです。
全盲のりっちゃん(訪問リハ、訪問介護利用者)から、書家でもある左片麻痺のせいこちゃん(デイ、訪問リハ、訪問介護利用者)に、書道のリクエストがありました。
以前、お互いのブログ記事の閲覧を通して、中途障がい当事者どうしの新たな出会いにより、心通わせたおふたりです。
今回リクエストのあった文字はこの二つ。
『人の道』と『愛 海』

「この2つの字を額に入れて、家に飾っておきたいねん」
「せいこちゃんやから頼んだんや」
「せいこちゃんやないと頼めへん」
と、りっちゃん。
「私のでよければお役に立てて嬉しいです」
と、せいこちゃんには快諾していただきました。
早速いくつか書いてもらい、せいこちゃんの書道の師匠にもお願いして選定してくださいました。
「こんなんでええんかなぁ」
と、苦笑いのせいこちゃん。


気持ちを込めて書いてくださったのが伝わる力強い筆致でした。
後日、金色の色紙を下地に額へ入れて書道をりっちゃん宅にお届けしました。
早速、額を手にしたりっちゃんは、目では見えないけど、心で見ておられるようでした。
目で見えなくても、見えているというふしぎな感じです。
60歳代の中途失明者であるりっちゃんは、"触ること"が、"見ること"に近づいているとの旨を、よく話されます。
中途失明の人の場合は、触覚に対して視覚的なイメージが補完されるので、"触ること"と"見ること"の両者の境界はさらに曖昧になっていくのかもしれません。※
遅ればせながらも、口頭でせいこちゃんの力強い筆致を、わたしのつたない解説を加えてから、実際に行書体の字を上から指でなぞってもらいました。
触覚を通して、点と画が連続するような筆脈と、文字にリズムとスピード感を感じとることができるようです。
紙幅を目一杯使って、太い文字と流れるような細い筆致で、堂々とした迫力ある力強さを感じてもらえたようです。
「大っきくて力強い字なんやな」
「きっとそりゃええ字なんやろなぁ」
「これはじかに目で見たいなぁ…」
と、りっちゃん。
その日のうちにりっちゃんは、せいこちゃんに電話で書道のお礼を伝えて、再会の約束をされたそうです。
暑くなる前にお二人の再会をてくてぃぶにてサポートできればと思います。
てくてぃぶでは、外出や趣味等の介護保険外の自費サービスを提供しています。
「〇〇をやってみたい」
「〇〇に行ってみたい」
という利用者のみなさまのご要望にリハ専門職の療法士や介護福祉士がサポートします。
※参考)
「目の見えない人は世界をどう見ているのか」伊藤亜紗著、光文社新書、2015年
追記)
せいこちゃんコメント
素敵なコメント
私には
もったいないくらいです
とにかく
りっちゃんの感覚は私にはわからないしりっちゃんも私の身体のことはわからないと思いますがお互い
障害
があっても色んな
ひとに助けられて
よりよく楽しい
日常生活
送って
いきたいと思います










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