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共に行う家事 生活機能向上連携で自立生活支援の促進へ

更新日:10月7日

▼餃子づくりの様子(動画)


訪問介護利用者の五十嵐さんの第一声。

「餃子つくりたいんです。できる?いつも買ってばっかりでつくったことないねん」


ということで今日のミッションは餃子!


まずは餃子のタネを仕込むところから。


キャベツを刻んで、ニラも刻んで。


ひき肉と刻んだ野菜、合わせ調味料を、粘りが出てくるまでひたすらこねます。


餃子皮にタネを包む作業も麻痺のある左手も使えています。


両手での調理作業は、姿勢の非対称性のコントロールにつながるようです。


力のいる作業は立位で、軽作業は座位で、という具合に姿勢を使い分けて、調理作業することで右側の上下肢の負担を軽減できます。



「旨い!コレ、イケるわ!」


いい焼き上がり、いい味です。


今夜にでもご自分で餃子を包んで食べるそうです。


こりゃきっとビールがすすみますね〜



9月から訪問リハを提供しているアクティブリハビリテーションクリニックとの生活機能向上連携加算Ⅱに基づく訪問同行で、担当OT平良さんとご自宅で実際の料理場面で情報交換(下記のとおり)をしました。


◉麻痺のある左手の使い方と道具的な工夫

◉左側への注意の向け方

◉調理作業時の座位・立位姿勢の確認

◉麻痺のある左手足の痙性コントロール(ボトックス注射のタイミングに合わせた短期集中的なROMやストレッチ、運動量の調整など)

◉ご自分の目で商品を確認しながら買い物したいという希望と屋外歩行に向けたかかわりの確認

などなど…



今日はあっという間の1時間でした。


引き続き、麻痺のある左手や下肢の痙性コントロールに不可欠な姿勢の対称性や歩行効率の向上について、訪問リハの方々とも連携したかかわりが必要になってきそうです。


ご自分でできることが増えて、ご本人の希望でケアマネさんに相談され、9月中旬から訪問介護を週一回減らされました!五十嵐さんスゴいです。


ともに行う訪問介護事業所〜アクティブリハビリテーションクリニック〜アクティブデイサービスのサービス提供及び連携しての世界初⁈の『みんなでリハビリ大作戦!』は、まだ始まったばかりです。


株式会社アクティブ 生活リハビリ部 ともに行う訪問介護事業所いとうより



ともに行う訪問介護事業所は、アクティブリハビリテーションクリニックの訪問リハビリテーションと連携し、身体介護による見守り的援助、生活リハビリで利用者様の重度化予防、QOL向上、自立生活支援をサポートします。




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