ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・作業療法士・調理師いとうです。
身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"のマンスリー報告です。
利用者さまはお一人暮らしで、右手首骨折による手指の拘縮と古い既往歴として頭部外傷による記憶障害など高次脳機能障害の残存、腰椎圧迫骨折による腰痛や頸部痛があります。
身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"では、訪問リハビリテーションと連携し、安全に包丁使用しての料理や肉類や野菜などの生鮮食料品の買い物、賞味期限の管理、小分け冷凍保管などをサポートしています。
4月も利用者さまとあり合わせの材料で旨いもんを作りました。
1月に転んで痛めた右手の握力の回復しつつあり、人参などの硬いものも安全に包丁でカットできるようになってきています。
第1週目!
ポトフと茄子味噌炒め。
硬い人参も、手首痛なく、らくらくとカットできるように握力が改善してきています。
第2週!
スナップエンドウとシラスの胡麻油炒め、砂ずりのネギ塩。
第3週!
ツナ缶も右手で開けられるように回復!
水菜とツナのサラダ、ハリハリ汁、エリンギと大根のうま煮。
そして、ネギとウィンナーをカットして冷凍小分け保管の作業。
第4週目!
大根のカットもらくらくと!
大根とわかめのスープ、大根と鶏肉のうま煮、もやしのナムル。
利用者様の右手首の痛みが残っているもののかなり軽快しているようです。
そのため、日常生活の中で右手を使う機会が増えているようです。
洗濯や調理でもご自分でつくるメニューもほんとに少しずつですが、増えてきています。
引き続き、訪問リハの療法士さんたちとも連携して自立生活支援を進めていきます。
ともに行う訪問介護事業所は、なめだリハビリテーションクリニックの訪問リハビリテーションや他訪問介護事業所と連携し、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の重度化予防、QOL向上、自立生活支援をサポートします。