ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・作業療法士・調理師いとうです。
身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"のマンスリー報告です。
利用者さまはお一人暮らしで、右手首骨折による手指の拘縮と古い既往歴として頭部外傷による記憶障害など高次脳機能障害の残存、腰椎圧迫骨折による腰痛や頸部痛があります。
身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"では、訪問リハビリテーションと連携し、安全に包丁使用しての料理や肉類や野菜などの生鮮食料品の買い物、賞味期限の管理、小分け冷凍保管などをサポートしています。
3月も利用者さまとあり合わせの材料で旨いもんを作りました。
1月に転んで痛めた右手の握力の回復しつつあり、人参などその硬いものも包丁でカットしてもらっています。
第1週目!
生わかめのスープ。
梅とぽん酢で和えたもやしのナムル。
ピーマンのカット作業。
豚肉に下味を漬け込みます。
青椒肉絲風のピーマン炒め!
第2週目!
冷蔵庫の中には、娘さんから送って来てもらった野菜と買い過ぎた葉野菜がたくさんありました。
傷みそうなものから使わせていただきます。
豚肉と白菜の酒蒸し。
菊菜もどっさりと買い置きがありました。
下しっかりと処理をします。
菊菜のツナ炒めと菊菜とごまのぽん酢和え。
はりはり汁。
第3週目!
「もうそろそろ一人で入れるかなぁ?」
浴槽の出入り動作の安全性をみてほしいとのことで、環境と動作の確認をしました。
一月の転倒後から、訪問介護さんにお風呂内での動作の見守り、一部介助をしてもらっていました。
もうお一人でも安全にできるようです。
先週に引き続き在庫の水菜や小松菜をふんだんに使わせていただきました。
第4週目!
在庫があった人参とじゃがいもをポトフに。
生わかめのスープ。
利用者様の右手の握力も少しずつ回復してきています。
日常生活の中で少しずつ右手を使ってもらい廃用状態をつくらないように、工夫点等のお声かけを続けます。
引き続き、訪問リハの療法士さんたちとも連携して自立生活支援を進めていきます。
ともに行う訪問介護事業所は、なめだリハビリテーションクリニックの訪問リハビリテーションや他訪問介護事業所と連携し、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の重度化予防、QOL向上、自立生活支援をサポートします。