top of page
  • 執筆者の写真info8276777

マンスリー報告 共に行う家事(調理・買い物)

更新日:2023年5月19日


ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・作業療法士・調理師いとうです。身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"です。


リハビリテーション・ケア研究大会2019金沢での報告はこちら↓


利用者さまはお一人暮らしで、右手首骨折による手指の拘縮と古い既往歴として頭部外傷による記憶障害など高次脳機能障害の残存、腰椎圧迫骨折による腰痛や頸部痛があります。


身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"では、訪問リハビリテーションと連携し、安全に包丁使用しての料理や肉類や野菜などの生鮮食料品の買い物、賞味期限の管理、小分け冷凍保管などをサポートしています。



1月も利用者さまとあり合わせの材料で旨いもんを作りました。



第1週目!


先週に道端でつまづいて転倒されました。


幸い骨折はなかったものの右手首と右肩周りを痛められました。


握力低下もあるため包丁を使わずにできる肉類の買い物と小分け冷凍保管などをすることになりました。



しっかりと屋外歩行の様子もみさせていただきました。



肉類の小分け冷凍保管の作業も何とかできるかなぁ…というくらいの右手の状態です。



小分けにして冷凍保管している肉類たち。




砂ずりを1パックだけ購入して、下味に塩コショウとレモン汁をたっぷりと加え、冷蔵庫に置いて晩御飯の時に炒めて食べていただきます。



第2週目!


この日もまだ痛めた右手首、肩が思わしくないため、できるだけ右手を使わずにできることをしていただきます。


卵とじの作業はなんとかできるようです。



冷凍庫にストックしている鶏むね肉を入れて親子丼をつくりました。



カットしたちくわを炒めてもらいました。



ちくわ入りのわかめスープ。



第3週目!


この日もまだ右手首、肩の痛みと握力低下が残っています。


少しずつ右手を使えるようになってきています。


お箸をなんとか使えるようになってきておられます。


もやしとツナのナムル。



もやしスープ。



包丁🔪の使用も少しずつできるようになっています。



今回転倒された場所や状況も口頭で、確認できました。


ケアマネさんと訪問リハビリテーションのリハスタッフの方々とも連携を図りながら、転倒予防策、右手首、肩の状況の経過観察、改善を図っていきます。


日常生活の中で少しずつ右手を使ってもらい廃用状態をつくらないように、工夫点等のお声かけを続けます。




ともに行う訪問介護事業所は、なめだリハビリテーションクリニックの訪問リハビリテーションや他訪問介護事業所と連携し、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の重度化予防、QOL向上、自立生活支援をサポートします。

閲覧数:23回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page