私の地元、岐阜県多治見市のスーパー「バロー」が大阪に少しずつ店舗を増やしています。
松原市にも出店しました。
バローオリジナル商品の、ざらめせん、キャラメルポップコーンが好きです。
ST水野です。
嚥下障害のある利用者さん、嚥下造営検査でジャム状の強いとろみが必要と診断されました。
ご家族がはじめは、とろみ剤を液体にとかすために、手で混ぜていましたが、タコができてしまうほど大変だったとのこと。
何かいい方法はないか、いろいろ試してみたそうです。
撹拌方法(かき混ぜ方)については、機械を使いました。
小型のクリーマー(ミルクフォーマー)は混ざるが、泡が細かすぎてムース状になってしまう。
いちばんよかったのは、昔おかし作りに使っていた、電動泡だて器(ハンドミキサー)。
泡立てる部分が2つありますが、1つで使っているそうです。
病院の栄養士さんに、とろみ剤を紹介してもらいました。
ソフティア、私が以前勤めていた病院でも使用していました。
購入価格が下がり、同じとろみをつけるのに必要な量も減って、経済的に助かったと話されました。
しかし、冷たいものには溶けにくいことが判明。
常温で十分に溶かして安定したあと、冷蔵庫に入れるとよいとわかったそうです。
現在は必要なとろみは中度程度(ケチャップ状)になりました。
ご家族はほぼ毎日、お茶とコーヒーにとろみをつけています。
量は麦茶(400cc×2)、コーヒー(400cc×1)ほど。
この量で1日分と少しあるそうです。
この他に市販のスムージーも飲めています。
とろみをつけるときの、プラスチックのボトル。
右の底にむけて細くなっている形より、全体が同じ太さの型の方が溶けやすいこともわかったそうです。
工夫を重ねておられ、感心しました、自由研究のようですよね。
毎日くり返してこられたからこそ得られた、知恵や工夫だと思います。
利用者さんのご家族の許可を得て、情報をシェアさせていただきます。
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