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てくてぃぶ報告 全盲の利用者様と電車に乗って

更新日:2023年9月11日

心意気実践チームのいとうです。



全盲の訪問リハ利用者様と3回目のてくてぃぶで、電車に乗っての外出と外食、カラオケ、買い物に行くサポートをさせていただきました。


電車に乗るのは、じつに5〜6年ぶりで別事業所のヘルパーさんと京阪電車に乗って京都の下鴨神社に行った時以来とのこと。


2008年から2011年にかけて改修されたJR大阪駅に行くのも今回が初めてということでした。


全盲になられてからの日頃の移動手段は、

「タクシーばっかりやからね」

とのこと。


電車の切符は小人の切符を2枚購入して、駅員さんに身体障害者手帳を提示しました。


駅員の人員削減⁈不足⁈のためか、駅の窓口に駅員さんがいなくて、改札口にあるインターンホンで、切符と身体障害者手帳を提示するのに、待ち時間が長くかかりました。


電車の乗降は、段差の幅と高さのお声かけだけで、難なく安全に行えました。


車内では他のお客さんが声をかけてくれ、席を譲ってくださる方々も多かったです。



道中でこんなお話しが利用者様からありました。


「わたしな、いつも真っ暗な世界やろ。でもな夢の中では、カラー、色があるんやで」

「よう夢見んねんで」

「しょっちゅう目が覚めるやけどね」

「音とか匂いにほんま敏感やねんな」


視覚障がいの方々の世界を少しだけ知ることができます。


「菊やひまわりを見に行ったりしてないなあ」


「劇団四季に行ってみたい。ライオンキングとか、声優さんの声がとにかく気になるねん」


「歌舞伎も、勘九郎とか好っきゃからな」


「生きてるうちに行きたいと思うところには、行っておきたいんや」



今日の歩数は約9,600歩。


とてもよい運動療法になりました。


心と体の栄養にも。


ご自宅に到着してから自宅内で行える自主トレ指導もしました。



ケアマネさん、担当者のPT奥藤さんにも相談、連携しながら、訪問リハ内での運動療法や体調管理もお願いして、次回のてくてぃぶに備えていきます。



てくてぃぶでは、弊社サービスをご利用中のみなさまを対象に、外出や趣味等の介護保険外の自費サービスを提供しています。

「〇〇をやってみたい」

「○○に行ってみたい」

という利用者のみなさまのご要望にリハ専門職の療法士や介護福祉士がサポートします。

※初回のみ無料です

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