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2024年度介護福祉士実務者研修第6回スクーリング

どうも。 実務者研修担当講師の室之園です。

 

12/13に第6回スクーリングが行われました。

テーマは『過去受講生の介護計画をもとにオーダーメイドの介護を考える』です。

 

 


まず初めに前回本研修初となった課外研修の振り返りを行いました。

アクティブクラブの参加は塚本さん以外は初めてだったので、受講生の皆さんからはご自身が担当している利用者さんに対してやってみたい事がいくつか挙がっていました。

 

「車椅子で買い物に行きたい」

「家でやることがなくボーっと過ごしている方に昔趣味だった植物の手入れに関するイベントをしたい」

「自分の趣味がケーキ作りなので利用者さんと一緒に料理教室を開催したい」

 

等々。

 

後期研修ではこれらのイベントを「楽しい」だけでなく、いかに根拠のある介護として支援計画に落とし込めるかが重要となります。



後半はそのための準備運動として2人1組になっての介護計画立案のワークを行いました。

事前情報は過去受講生の方が実際にアセスメントしながら収集していったものを活用させていただきました。



毎年のことですが皆さんなかなかたくさんの情報のなかから重要と思われるものらを関連付け、それらを統合していくなかで課題を見出していく作業に四苦八苦していました。また頭の中ではどんな介護をしていった方が良いか思い浮かんでいるが、それを文章化するのが難しいと話す方もいました。

 

一部の方からは「この人には〇〇のサービスを導入した方がいい」「ヘルパーさんに□□の支援をしてもらう方が良いのでは?」「PTさんに△△のリハビリをしてもらったらいいかも」など非常に的確なプランニングも聞くことができました。

 

ですがこの介護過程の展開作業で求められることはケアマネさんが実践されているケアサービスをマネジメントすることではありません。

 

受講生お一人お一人が対象者の方と同じ目線に立ち、対象者の方が安定した生活を送ることができ、この人らしい人生を歩んでいけるために『自分は何をお手伝いすればいいだろうか』。そして『この方の生活のどの部分を介助すればこの人らしい人生を送ることができるか』を考えることがもっとも重要となります。

 

約1時間のワークでしたが、皆さん「やばい!時間がない!!あと2~3時間欲しい!」等と話されていました。

 

年明け2月から始まる個人ワークでの後期研修のウォーミングアップになったのではないかなと思います

 

さて今年の実務者研修は今回が最後となります。

受講生の皆様、半年間お疲れ様でした!残り半年も楽しく、有意義な学びをしていきましょう!

 

そして受講生の皆さんが毎月安心して受講できる環境を整えてくださった各事業所関係者の皆様、本当にありがとうございました。本研修が毎年当たり前のように開催できているのは各事業所所属の皆様が日々安定した業務運営を行って下さっている結果であると感じております。残り半年間もどうぞ各受講生らのご支援をお願いいたします。

 

次回は年明け1/10。テーマは『認知症』です。

予備知識が必要になるため少し座学が多くなりますが次回もワークをできるだけ組み込んでいきたいと思っております。

 

以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

泉北:室之園

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