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  • 執筆者の写真info8276777

食べることは生きること

更新日:8月27日


「旨いもん、どうやってこしらえて食べるか、こんなことばっかり考えてますねん笑」


暮らしの中で料理と食べるたのしみを取り戻している真っ最中の訪問介護利用者の五十嵐さんです


毎回の訪問介護(共に行う調理)で、あんなこともやりたい、こんなこともできないか…と、料理に関するミッションを課していただいています


今回のミッションは、"片手でつくる「だし巻き」"


先週の訪問時に、東京に住む息子さんに食べさせてあげたいなぁ…という五十嵐さんのお話しを聴いて、来週やってみましょう!となりました


とは言ったものの、思い起こすとわたし自身が、だし巻きはまともにつくったことがありません


なぜなら、ありがたいことにいつも美味しい卵焼きを嫁さんが作ってくれているからです


まずは動画を見て研究です


そして、片手で卵を割るところから、卵を焼いてひっくり返すのを繰り返し練習しました


そうすると、五十嵐さんに適した方法といくつかの道具が必要なことがわかりました


片手でだし巻きを美味しくつくるために、幅広フライ返しと巻き簾を用意して、あとは火加減が肝心です



早速、五十嵐さんに、わたしが片手でだし巻きをつくる動画を観てもらって、要点を少し説明してから実際にやってもらうと…


「できるやん!」

「やったァ〜」

を連発される五十嵐さん


追加ミッションの"グリルで魚を焼きたい"にもチャレンジしてみると見事に難なく達成!


▼共に行う調理の様子(動画)


"おいしいものを作って食べることはたのしい"


"食べることは生きること"


を実感する毎回の訪問介護の共に行う調理です


「またやってみますわ!」


「だし巻き、昔と同じ味や!コレやったら息子喜ぶわァ」


できることが2倍速で加速度的に増えていく五十嵐さんです


「できないとあきらめていたことをどうやったらできるようになるか、引き続き考えてもらえたら助かりますわァ、またよろしくね」


来週以降もまだまだミッションを課していただけそうです


麻痺のある左手や下肢の痙性コントロールに不可欠な姿勢の対称性や歩行効率の向上について、訪問リハの方々とも連携したかかわりが必要になってきそうです。


ともに行う訪問介護事業所〜アクティブリハビリテーションクリニック〜アクティブデイサービスのサービス提供及び連携しての世界初⁈の『みんなでリハビリ大作戦!』は、まだ始まったばかりです。


株式あ会社アクティブ 生活リハビリ部 ともに行う訪問介護事業所いとうより

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