「アフタートークの中で話してると
こんなこともみないといけないな、
でもここはみれてるかな、
こんなとらえ方があるかもな、
たくさんの気づきがありました」
と、参加者のPT二反地さん(泉北)。
アフタートークを終えてすぐの感想でした。
人材開発室長のPT軽部さん、OT伊藤との第1回目のアクティブ学会アフタートーク会。
アフタートーク会は、はじめて試みです。
軽部さんはオンラインで、伊藤は泉北事業所で二反地さんと一緒に参加させていただきました。
アクティブ学会の中だけでは、時間的な制約もあり、論点も絞られてしまいがちで、あの場だけで深めていく難しさと、得た知見を現場で活かし続けることの難しさを毎回感じていました。
そんなこともあり、軽部さんからアフタートーク会の起案、そして開催となりました。
アクティブ学会の発表への参加者アンケート結果を振り返りながら進めました。
アフタートークでの軽部さんと二反地さんの双方向な対話的やりとりのなかで…
二反地さん
「参加者のみなさんならどうするか?という質問項目の回答を読むと、あーたしかに…というのがたくさんありました」
二反地さんの発表資料の中の服薬情報において、軽部さんから誤った記載の指摘と具体的な説明を受けた場面がありました。
軽部さん
「ここは間違っているじゃないかな、この薬の効能は○○で、こういうふうにとらえると違うことになってしまうから、○○というふうに考えた方がいいでしょう」
二反地さん
「あっ、そういうことでしたか。もっとしっかりと調べて記載できていなかったんですね」
そして、2人のやりとりはさらに続き、
軽部さん
「こういうふうにみていけばいいかもね」
と、提案してもらい…
二反地さん
「こういうふうにとらえて、こんな新しいかかわりをやってみてもいいかもしれませんね」
と、いよいよ深まってきました。
二反地さん
「次はいつ頃にアフタートークしてもらったらいいでしょうか」
こんなふうな感じのやりとりがあった対話的なアフタートーク会でした。
おもしろい、あっという間の1時間。まだまだ話し足りない感じがありました。
利用者様へのかかわりについて、こんな対話的なやりとりが日頃の現場でできていればほんとに素晴らしいことです。
わたしたちが提供している訪問業務だと、対面で毎日のように深い対話をするのはなかなか難しいかもしれません。
ただ、数ヶ月に一回くらい、少し深い対話を積み重ねていくことで、利用者様の疾患だけでなく背景にも迫り、かかわりの質の向上につながっていくのは間違いないでしょう。
対話は、対等な人間関係の中で、話し手・聴き手が何度も入れ替わる相互性がある話し方。
何度も何度も論点がお互いのあいだを、行ったり来たり往復しているうちに、今回も新しい視野が開け、新しいかかわり方がうまれる瞬間がありました。
何より、お二人とも聴く側にまわった時には、相手の発言を遮らずに敬意を込めて辛抱強く聞いていました。
人と人をつなぎ交流させ、個人を成長・発達させる場が対話だと再確認しました。
対話は、利用者様やご家族との関係性や関連職種との連携にも大きな礎となります。
次の機会がたのしみです。
次回の登壇者の日程調整中で、日程が決まり次第お知らせいたします。
社内向けではありますが、スタッフのみなさんの参加お待ちしています。
発掘あるある広報室いとう
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