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失語症者の筋緊張

  • 執筆者の写真: info8276777
    info8276777
  • 7 日前
  • 読了時間: 2分

育てているタヒチライムの葉の裏に蝶の卵を見つけました。

数年の経験から、卵のうちに除いておかないと、幼虫に若葉を食い尽くされてしまうことがわかっています。

見つけたら迷わず、割りばしでつまんでポイです。

ST水野です。

 

失語症の利用者さんと対座していて、気になることがあります。

言おうとしてがんばったとき、身体の(特に上肢や手指)の緊張が上がることです。

他の部分の緊張も合わせて上がっているのでしょうが、見えないのでよくわかりません。

 

Aさんはここが難しいフレーズだという部分を復唱する直前に、麻痺側の上肢がクイッと持ち上がります。

復唱しているときではなく、「これは難しいぞ」と感じたときにはすでに上がっている感じです。

言ったあとに力が徐々に抜けることが多いです。

 

Aさんは自分ではうまく言えたかどうかのフィードバックがまだうまくできません。

「(うまく)言えた?」とたずねてこられるので「言えましたよ」と返すと、さらに力が抜ける。

会話のときに「ほら、あれ、あのー」とことばにつまっているときは、上肢の緊張は高めですが、復唱練習のときほどではありません。

 

Bさんは麻痺がありません。

復唱練習でうまく言えずに言い直しているとき、机の上に出した、両手の指を少し曲げて向かい合わせにして、グッと力を入れています。指先まで緊張が高いのがわかります。

Aさん同様、会話でことばが出ないときは、さほど緊張が目立ちません。

 

Aさん、Bさんともに、本当に集中しているとき(だいたいは復唱練習で言い直そうとしているとき)目を閉じていることが多く、緊張状態は日によって変わります。

比較的容易な課題ではならず、難度の高い課題で上がる傾向です。

 

Aさんにたずねてみました。

「麻痺している腕が上がってきている自覚はありますか?」

Aさん「ある。気づいたら勝手になる」

「無意識に上がってきますか?」には「そう」との返答でした。

 

Bさんにもたずねると、同様に全く無意識のようでした。

 

「話しづらいぞ」が運動に現れてくるんですね。

話すときに使う筋肉とは別の筋肉が動いている。

その運動が、ことばをより出にくくしているように見えるときがあります。

 

会話のときのように緊張がさほど上がらずできる、課題が難度として適していると思います。緊張が上がりすぎる課題は難度が高すぎるので見直した方がいいんだろうなと。

緊張が上がらないレベルの上限をうまく探っていくのが理想かもしれません。

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