パーキンソン病の訪問リハ利用者様の作品です
- info8276777
- 1月28日
- 読了時間: 2分
「こんなのですけど、いいんですか」
「前のを手直ししたんです」
3ヶ月の間にもう一度丹念に塗り重ねた作品たち。


いつも恥ずかしそうに新しい作品をみせていただいています。
実は、こんな力強い作品を制作しているのは、パーキンソン病の訪問リハ利用者さまです。
背中の強い円背や側弯、小刻み歩行、ゆっくりとした動作などの症状があるものの、趣味である絵画を療養生活を送りながらも描き続けておられます。
ナーシングホームに入所中の利用者さまは、風景写真をモデルに風景画を描いておられます。
施設の一室はまるでアトリエです。
いつも素晴らしい作品を見せていただきありがとうございます。
今日もチカラをもらいました。
素晴らしい手仕事、アートです。
ご不自由なはずのお身体で、暮らしの中に、芸術や音楽でたのしみや喜び、健やかさを創り出し続ける利用者様の姿に、生きる力を感じ、こちらがいつも元気をいただいています。
こちらは新作。

前は描いた絵を知人にあげておられました。
「もうあげないでおこうと思ってます」
と、3ヶ月前に聴いた覚えがありました。
きっとその理由は、ご自身の手元に作品を置いておいて、もう一度納得いくまで塗り重ねるためだったんでしょう。
次の新作だけでなく、さらに塗り重ねられた作品たちをたのしみにしています。
▼3ヶ月毎に公式ブログのホーム画面にて、利用者様の新しい作品を公開させていただいております。
▼前回の作品
発掘あるある広報室
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