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タブレットとタッチペンで宿題をする

  • 執筆者の写真: info8276777
    info8276777
  • 5月25日
  • 読了時間: 2分

ST水野です。

感覚性失語症の利用者さんに書字の宿題を出しています。

利用者さん、鉛筆で文字を書くことや、特に消しゴムで消すのが大変だと言われます。

利用者さんに右麻痺はないのですが、右の親指の関節に古傷があり、力が入りにくいのと痛みが出てしまうためです。

 

長文を書けるようになり、書く量が増えてきたので、痛みが出ないようにどういう方法ならうまくいくだろうかと話し合いました。

利用者さんがやってみたい方法があるとのことで、一度試していただくことにしました。

 

今日、訪問すると「これ」とプリントした用紙を見せてくださいました。

宿題をスキャンしてタブレットに取り込み、ワードに入れて、タッチペンで書き、印刷したとのこと。

 

なるほど!

そんな方法があるんですね!

 

タッチペンでなら、消しゴムモードにして、ペン先で消したい部分をさわるだけで、消すことができるのでとても楽だそう。

筆圧をかけないで書くことができ、書くのも力がいらなさそうに見えました。

 

印刷するとインクや紙代がかかるので、宿題はタブレットを見せてもらえば大丈夫ですよとお話しました。

 

元々パソコン教室を経営されていた、利用者さんの知識とスキルに助けられました。

 

右片麻痺を伴う失語症者で、利き手交換をして非利き手の左手で、文字を書くようになった方は多いです。


鉛筆では筆圧が上がらず、タッチペンでの入力の方がよい方に役立つかもしれないと思い、利用者さんの了承を得て、ご紹介させていただきました。

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