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アクティブ学会アフタートーク会 寒冷療法の試み

「おもしろかったですねー」

アフタートーク登壇者のPT山本さん(吹田)の感想。


アクティブ学会でのPT山本さんの報告は、デイサービス利用者様の数例に寒冷療法というあまり聞き慣れない方法論の仮説検証を何度か試みて、筋緊張の減弱や痛みの緩和に加えて、姿勢の改善に一定の効果を得たという報告でした。


今回の第2回目アフタートーク会


人材開発室長PT軽部さんとのやりとりにて…


「寒冷療法とは一体どんなものなのか?」


「実際やってみてどうだったのか?」


「冷やすと筋肉が硬くなるんじゃないのか?」


「どんな機序があるのか?」


というところから、ふりかえりながらさらに掘り下げました。


仮説検証作業を進めるなかで、具体的な方法や効果についても、先行研究や文献が極めて少ないことに直面したそうです。


そのおかげもあってか、利用者様に理解と協力を得て、オリジナルのいくつかの方法を試行錯誤しながら、実際の効果の仮説検証をより進めることができたとのことでした。


「短時間かつ小さな範囲の冷却で効果あり」


「高い反応効力感、自己効力感あり(簡単かつ効果ありそう、自分にもできそう)」


効果の持続性や事例、研究文献の少なさ等、課題や限界もみえてきそうですが、その一方で新しいアイディアも。

新たにこんな使い方ができるのではないか?


「こんな簡単な方法で一定の効果が得られるのは自主トレやセルフコントロールにも汎化しやすそう」


「筋肉を冷却しながら持続的な伸長を加えると、筋緊張の減弱と痛みの緩和にもつながるのではないか、そして姿勢にも良い影響が得られるのでは」


「マッサージガンを併せて使ってもより効果的かも」


「各事業所とのケースを共有して事例を積み重ねて効果検証するのもいいかも」



初回に続いて今回も対話的なやりとりを通して、新しいアイディアがうまれました。


次回がたのしみです。


発掘あるある広報室いとう


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