「書道を再開しよう」
昨年末にも小さな規模の書道展に行ったときにはそんな気持ちにはならなかったそうです
その時は…
「一回やってみたら、家の中が墨で真っ黒になってもうてエラい怒られて、こらアカンわ…と思ってやめた」
「どんなふうに書道をやっていけばいいかイメージ出来ひんかった」
「なんか気持ちが乗らんかった」
「それどころやなかったんかな…」
デイサービス、訪問リハ、訪問介護利用者さまで脳卒中の左片麻痺のあるせいこちゃん
2024年11月24日日曜日は、朝から大きな規模の書道展に、外出や趣味などの自費サービスてくてぃぶを利用し、豊中市まで足を運びました
「書道をもう一回やってみたいと思えた」
その理由は…
「いろいろ思い出した」
今回は師匠や仲間との再会もあって、書道に没頭していたことを思い出したそうです
「自宅にいながら、LINEで書道の添削指導してもらったりできることも先生から聞けてよかった」
「月2回、教室に行くのは厳しいけど、通信教育でも指導してもらえたらできそうやわ」
師匠や仲間と笑顔で記念撮影と握手してお別れしました
▼師匠の光雪先生のInstagram
帰り道には、大阪駅の周りの新スポットのいくつかにも寄り道!
「こっちも寄っていいかなァ?」
最後は、自宅近くにある洋服屋さんの方々に会いに行きました
発症して以来、実に4年ぶりの再会を果たしてお互いに大感激されていました
「また病気する前より、ようしゃべるようになってるなーって言われたわァ笑」
お店の方々には、歩行練習がてら、買い物がてらに、立ち寄らせていただく約束をして、笑ってお別れしました
帰宅して…
「大阪駅の空気はこの辺とは違ったなァ」
「疲れたけどたのしかった。こんなに長い時間外出してなかったもんねェ笑笑」
「ほんま今日はエラい1日になりましたわァ笑笑」
思わぬ新しい目標の発見やたのしみが見つかるてくてぃぶでした
書道について
「すっかりと書道するたのしみを忘れてたわ、でも思い出した!」
「先生にもいっぱいほめてもろたらやる気出てきたで」
「ご飯づくりはたのしいけど、また別のたのしみができたわァ」
「家で書道を再開するための机などの準備や環境づくりを手伝ってやァ」
書道展の受付で、せいこちゃんが毛筆で書いた字には感動しました!
丁寧に時間をじっくりかけて書かれた署名が、とても綺麗でいて、なんとも力強い字体で!
せいこちゃんが、左片麻痺だったことをすっかりと忘れてしまいました
初めて触れる書道の世界は、まさにアートでした
せいこちゃんがもう一度、書道展で作品を発表できる日が来そうです
同行させていただきありがとうございます
好きな言葉やあたまに浮かぶ言葉、文章を、こんな素敵な字体で書道として個々で表現できるのが、うらやましいな〜と思いました
とてもとても勉強になりました
てくてぃぶでは、外出や趣味等の介護保険外の自費サービスを提供しています。
「○○をやってみたい」
「○○に行ってみたい」
という利用者のみなさまのご要望にリハ専門職の療法士や介護福祉士がサポートします。
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