▼お母さん、お父さんにまさかの⁈(動画)
認知症のあるお母さん(訪問看護リハとともに行う訪問介護事業所の利用者さま)を介護する冗談好きで家族想いのマメなお父さん
いつも冗談を言うお父さんに、それに応えてきたお母さんが育まれてこられたおふたりの世界
お互いに信頼しているからこそ、お母さんも目一杯お父さんにわがままも言えて甘えられる
認知症による"脳の誤作動"で特に夜は大変やけど
その夜の後の朝食の時間
ついさっきの大変な夜が、まるで嘘のように穏やかでたのしい朝食の時間
お母さんの淹れてくれるコーヒーとふたりの会話がおふたりのたのしみ
そんな変わらぬ毎朝の営みに
ケアしている側もいつしか癒されケアされているおふたりの関係性
ケアしている側、ケアされている側、どちらかわからなくなるような
いとしくてゆたかな世界
それは認知症のことを忘れられる時間
レビー小体病当事者の樋口直美さん(文筆家)
認知症のある人の世界の美しさ、新しい価値観を見つけ出してほしい
いつしか自分もなる
「まあちょっと不便だけど、これはこれでそんなに悪くないよ」
と、笑顔で言えたなら、今ある認知症問題の多くはすでに問題ではなくなっているだろう
おふたりのいとしくてゆたかな世界をみて、樋口さんの言葉をふと思い出した
自分たちが歳を重ねた時におふたりのような夫婦でいられますように
尊敬するおふたりからたくさんの大切なことを教えていただいています
ありがとうございます
ともに行う訪問介護事業所
担当:いとう
より
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