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訪問リハビリテーション学会in愛知に行ってきました

更新日:2023年6月1日


ST松本(堺)です。


最近、健康とダイエットのためウォーキングを始めました。

と思ったら、梅雨入りですね。

きっと雨で歩けない日が続き、そのまま夏の暑さに負けて歩かなくなり、その後もなんやかんやと言い訳をして結局ウォーキングなんて頭の片隅にも無くなってしまいそうです…。

 


さて、先日5月27日~28日に開催された訪問リハビリテーション学会に行ってきました。

しばらくコロナの影響でオンライン開催でしたが、今回からは現地参加のみです。

久しぶりの参加でしたが、「こんなに面白かったっけ!」と思うほど、とても楽しい2日間でした。

 



いくつかご紹介します。


●シンポジウム「訪問PT・OT・STそれぞれの専門性について考える」

生活期だからこそ曖昧になりがちなPT・OT・STの専門性を今一度考えてみようという、個人的にとても興味深い内容でした。

 

専門性ってどこまで必要?

むしろ無い方が良いんじゃないの?

無いセラピストこそが生活期のセラピストなのでは?

等々考えたことはありませんか?

 

正解は一つではないとは思いますが、シンポジストが言われていたのは、

「私たちは専門職ではあるが、各職種の専門分野は重なり合っている。その中でそれぞれ得意分野があるが、それを分業するのではなく協働することが大事。」といった内容でした。

 

なんとなく聞いたことがあるような結論に落ち着いたなぁという気もしましたが、実際のところ「協働」できているか?と自身を振り返る機会になりました。


 

●ランチョンセミナー「B4Sを使用した嚥下機能の評価と訓練」

偶然にもバンドー化学さんのセミナーに申し込んでいました。


B4S(嚥下運動モニタ)では全くピンときませんでしたが、パンフレットを見た瞬間、「あれ?これはあの時の?」と思い出しました。


以前、堺に来られてB4Sを詳しく教えていただいたことがあったんでした。


今回は、大学病院のSTが実際に使用してみた報告でした。


名古屋名物“天むす弁当”を頬張りながら、新たな試みの報告に聞き入ってしまいました。

 


●その他、諸々から抜粋


・「その人にとっての大切な〇〇は何か?」

口には出していない〇〇があるのでは?

病気や障がいを負って諦めているだけでは?

それを私たちは本当にきちんとキャッチできているのか?


・機能面へのアプローチをもっとできるのに、“なんちゃって活動参加アプローチ”で満足してないか?


・自分らしさを追求するお手伝いをしよう


・その人の個人因子をどれだけ収集できるか、そしてそれをどうリハビリに活かすかが大事。様々な個人因子を受け止めて組み立て、リハビリに活かす


・地域包括ケアにおいて集いの場はとても大事。でも病気になり障がいを抱えると通えないことが多い。障がいがあっても戻れる集いの場が必要

 

書き出したらキリがありません…。

 

学びの多い充実した2日間でした。

 


〆は名古屋名物ひつまぶし。

たまらん美味しさでした。

 

来年は山形県です。ちょっと遠いな…。

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