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左片麻痺のharuさんと大和大学白鳳短大部1年生のみなさんとの交流会&対話会

2024年7月1日は朝から弊社の就労支援カフェオーディナリー松原(就労継続支援B型)にて、弊社デイサービス利用者でもあるharuさんと大和大学白鳳短大部1年生9名のみなさんとの交流会&対話会でした。


コロナ禍も挟み、かたちを変えながら8年近く続いている弊社の利用者様・当事者の方々との交流会です。

 

今回登壇してくださる利用者様・当事者は、6/24は森さん(右片麻痺と失語症)、7/1はharuさん(片麻痺)、7/8は岩田さん(右片麻痺と失語症)です。

 

今年度2回目の登壇者はharuさん。

 

前回同様学生さん企画のレクリエーションでまずはアイスブレイク。

 

haruさんの好きなミセスやセカオワの音楽をBGMに活用するなど細かい部分にまで工夫を凝らしてくれていました。  



和やかなランチも終わりも、午後からharuさんとの対話会。

 

「病前に従事していたピアノ講師にまた戻れるようになるため、まずは歩けるようにならないといけないと必死だった」

 

「講師として色々な所へ行こうと思うと杖や装具をつけたままではいけない。絶対杖と装具を外した状態で歩けるようになると決めて頑張った」

 

「何で自分がこんな病気に罹ってしまったんやろう、と思うことは何度もある。でもそういうことはなるべく考えず楽しいこと、好きなことだけ考えるようにしている」

 

「できないことを考え出したらキリがない。だから少しでもいいからできたことだけに目を向けるようにしている」

 

「いまでも顔の半分が痺れている。これは治らないと言われているけどいつかきっと治ると思っているし、そう信じたい。皆さんはどうか患者さんの希望を失うようなことは言わないでほしいなと思っています」

 

「孤独を感じている患者さんは必ずいると思います。皆さんが将来そんな患者さんに出会ったら、今日の交流のことを思い出して是非話してあげてほしい」

 

などなど。

 

ここでは書き綴れないほどharuさんと学生さんとの交流が盛り上がり、気付けば終了の時刻となっていました。

 

haruさんからでてきた言葉のなかには初めてお聞きすることばかりで私自身もとても新鮮な気持ちになりました。

 

同時にもっともっと対象者さんの思いに耳を傾け、目の前の方がいまどんな気持ちかを考えていかないといけないと改めて思いました。


haruさんは今回のような養成校教育に初参加とは思えない立ち振る舞いとお話しぶりでした。



私も本交流会の担当は初めてでしたが、とても貴重な経験をさせていただいたと思っております。haruさんをはじめ関係者の皆様、このような機会をいただきありがとうございました。

 

 

心意気実践チーム むろのぞの より

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