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「はたらく」の話をしよう。障害のある方々の就労支援について

  • 執筆者の写真: info8276777
    info8276777
  • 2023年3月30日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年5月19日

泉北の木寺です。


私は大阪府作業療法士会の就労支援特設委員会のメンバーとして活動させていただいています。


今回1月31日発刊となった大阪府作業療法ジャーナル『「はたらく」の話をしよう』に掲載させていただくことになったので、報告いたします。



みなさんは「就労支援」とはどのようなイメージがありますか?

企業就労や自営業といった賃金労働でしょうか?


誰かの必要に対して、誰かが貢献していく繋がり(必要と貢献の連鎖)を「はたらく」という言葉で表現しています。


 今回のジャーナルでは第1章「作業療法士(OT)がはたらく」第2章「関わりながらはたらく」第3章「当事者がはたらく」と3章にわけて『はたらく』を掲載しています。


 私は第3章「当事者がはたらく」の中で、現在も訪問させていただいている方の就労支援についての話を書かせていただきました。


 仕事をしている途中で脳出血を発症し、目が覚めた時には右側の半身麻痺と失語で言葉がでない状態となられました。


思うように動かない体と、出そうと思っても言葉にならない辛さを抱えたまま自宅に退院され、復職を目指しましたが退職となってしまいました。


彼からの言葉は何に対しても「できない」との言葉だけでした。


彼がこれから「どうしたいのか」言葉で伝えられない彼の希望を見つけていきたいと。


 彼がやりたいと思った活動には一緒に取り組みチャレンジしていきました。ギターやテニス、お出かけなどなど。


思うようにいかない事もたくさんあったと思いますが、彼のやりたい活動や作業を見守り続けていました。


 その中で彼から就労継続支援B型へ行くと決意を伝えて下さりました。


 彼の決意に私は就労継続支援B型の担当の方へ、彼が発せられる言葉は少ないけれども彼の仕事に対する想いや彼のこれまでの経緯や彼の人柄など全て伝えました。


 就労継続支援B型の方々はすぐに対応し、現在も彼らしさを大切に、彼にしかできない仕事をしていただいているそうです。


現在は彼の希望で週5回通われています。


彼の前に向かう姿勢に私や担当ケアマネジャーさんはたくさんの力をいただいています。


彼の姿をみていたケアマネジャーさんから「この仕事ではできないことが増えていく方と関わることが多かったが、こんなに頑張って前に向かっている方に出会え、介護保険の考え方が変わりました。」との話がありました。


復職が難しくなりましたが「わからない」は「はたらく」となり、彼の前に向かう姿は私たちに色々なことを伝えてくださっています。


上記私が掲載させていただいたジャーナルの内容です。


彼が必要と感じる部分は伝えられない・動かない、でも仕事や趣味をしたいという想いであったのではないかと考えられます。


その想いを作業療法士としてどう周囲へ伝え出来る事を繋げるかという事が必要と貢献であったと思います。


彼の前に向かう姿に私やケアマネジャーや周囲の方は、彼だけでなく色々な方の個別性を大切にしようと力をいただきました。


これが必要と貢献の連鎖のはたらくであったのではないかと考えます。


訪問看護でのリハビリテーションは自宅での生活や体を動かすことだけでなく、その方それぞれの「はたらく」のお手伝いをさせていただいています。


人と人との繋がりや必要と貢献の連鎖の繰り返しでそれぞれの価値が生まれると考えています。


たくさんの「はたらく」でご利用いただいている皆様が自分らしく楽しい毎日を過ごせるようお手伝いできればと思います。

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