人材開発室の軽部孝です。
新人研修プログラムのZOOM講義をお願いしているみなさま、お忙しいなかでのご協力本当にありがとうございます。
いつも巡回相談を受け入れていただいている各事業所の皆様(特に介護スタッフの皆さま)、スケジュールの配慮など、いつもご面倒おかけして申し訳ありません。
あらためて人材開発とは・・・
『組織等が個人に対して知識やスキルなどを様々な形で身につけるよう促し、当該人材のパフォーマンスを向上させること (Wikipedia)』
とされています。
パフォーマンスって、どんなパフォーマンス?
組織の求めるパフォーマンスと、その人自身が目標とするものは違うのでは?
そんなふうに考えていたら・・
「あ!これはリハビリと一緒・・?」
と思うようになりました。
人材開発(セラピスト)が目的・目標をもって関わるにしても、スタッフ(利用者)さん自身が目的・目標をもって学ぶ(リハビリする)ことがスタートライン。
スタッフの皆さんの目的・目標は何でしょうか?
私たち人材開発室の目的≒役割は、スタッフ一人一人が標準装備を身に付けるためのサポートだと思っています。
一人一人が「地域」「生活期」というフィールドを支えるリハ専門職になるための。
私個人はというと、色んな事を知り、色んな事を理解できるようになりたいと思って働いています。
「わかった」
と、思っていても、やればやるほど知らないことが増えていきます。
利用者さんのこと、リハビリのこと、自分自身のことも、まだまだ理解できていないことがたくさんあります。
仕事でも私生活でも、ちょっとした気付きが私の喜びになり、次への原動力となります。
皆さんの楽しみ・喜びはどんなことでしょうか?
リハビリをする上で、楽しみや喜びがモチベーションとなり、自分なりの目標があるからこそ主体的にリハビリに取り組むことが出来るようになるのではないでしょうか。
そして、学ぶことにこそ、楽しみや喜び、主体性をみいだせるようになれた方がいいでしょう。
『何を学ぶべきかを学ぶ』
には、時には思いもよらない興味関心や学びとの偶然の出会いをつくり出す自分のなかの余白や心構えが大切になってくると思います。
それこそ、『何を学ぶべきかを学ぶ』時間が必要です。
偶然の出会いを大切に、想像もしなかったことをやってみる時間がいるのではないでしょうか。
自分はどんな人間なのかを知る機会になり、それらは利用者様を深く知ることにもつながるはずです。
新人さんだけでなく、先輩療法士や看護師、介護福祉士のみなさんもそんな心構えで、新人研修プログラムのzoom講義を参加、視聴してもらえると、今までとは違う世界が見えてくるかもしれません。
私たち人材開発室は、スタッフの皆さまが各々の目標に向かえるようなサポートを微力ながらも出来ればと考えています。
お互いに学び、お互いに歩み続けましょう。
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