人材開発室・心意気実践チームのOTいとうです。
昨年末になりますが、表題の相談員研修会(令和4年度厚労省、人生の最終段階における医療体制整備事業)に参加しました。
▼
今回の研修は、在宅医療・施設ケア従事者版、相談員研修ということで、医師、看護師、薬剤師、ケアマネ、介護福祉士、療法士のみなさんが150名近くオンライン参加されていました。
臨床倫理などの事前学習をしてからの参加でした。
明確な答えのない深遠で難しいテーマです。
それに加えて、丸一日のオンライン研修、オンラインでのグループワークは、かなりハードでした。
日頃のケアの場面でACP(人生会議)の対話を積み重ねるための、知識や技術、倫理的な心がまえ、態度を学ぶことができました。
▼
ワークのなかで、何度も問われました。
人生の最終段階で…
「もし自分だったらどうする?、自分ならどうしたいだろうか?」
「もし家族だったらどうする?、あの人ならどうしたいだろうか?」
人生の最終段階にはなくとも、今を生きる上でも大切なことを考える機会にもなりました。
リハビリテーションやケアの場面でも、活かせるはずです。
日頃から家庭生活、家族との暮らしのなかでもできることはたくさんありそうです。
臨床現場だけでなく、地域生活のなかでも、今回の相談員研修で学んだことを発信、対話できるような取り組みができればと思います。
追記)
▼“終末期”の生を支える(1)緩和ケア医・関本雅子さん 息子・剛さんのみとりで気付いたこと
Comments